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妊娠検査薬

「あれ?もしかして妊娠したかな?」と思っても、すぐに産婦人科には行かず、本当に妊娠しているかどうか自分で確かめたいですよね。今は妊娠検査薬があるので、自分で調べてから産婦人科に行く人も増えています。でも、妊娠検査薬は万能ではないのです。妊娠検査薬の使い方や仕組みをきちんと知って、使ってくださいね。


妊娠検査薬とは?

女性は妊娠するとhCGという妊娠ホルモンが分泌され、尿に排出されます。妊娠検査薬は、このhCGに反応して妊娠しているかどうかを判別するのです。陽性であれば、hCGが含まれているために妊娠しているということになり、陰性は含まれていないため反応がでません。市販されている妊娠検査薬と医療機関で使用されている妊娠検査薬は、精度の差はあらいますが基本的には同じです。つまり、妊娠検査薬で陽性とでれば、高い確率で妊娠しているといってもよいでしょう。ですが『陽性=正常な妊娠』というわけではないのです。妊娠検査薬はあくまでも『妊娠しているかどうか』だけを判別するものなので、子宮外妊娠や流産の場合でも陽性と出てしまうことがあるのです。

妊娠検査薬の反応時期は?

hCGは受精して着床してから3〜4日で分泌され始めますが、市販の妊娠検査薬では、あまりに早くから使っても陰性と出ることがあります。妊娠検査薬はhCGの量が50mIU/ml以上になると陽性になるように作られています。個人差もありますが、一般的には妊娠3後半にこの量が分泌されるようになります。妊娠検査薬できちんと確かめられるようになるのは排卵日から10〜14日頃、つまり次の生理予定日頃からです。妊娠検査薬で陽性反応が出る目安の時期は、生理予定日から更に1週間後と覚えておくとよいでしょう。基礎体温を毎日つけている人は、高温期が3週間続いてから妊娠検査薬を使うのも反応する時期の目安となります。早い時期に妊娠検査薬で調べて、陰性と出てもがっかりすることはありませんよ。もう少し様子を見てから、もう一度妊娠検査薬で確かめてくださいね。

妊娠検査薬の使い方

市販の妊娠検査薬に説明書は書いていますが、どの妊娠検査薬も使い方はほぼ同じです。棒状の先端に採尿部があり、キャップがついています。

  1. キャップを外して、下を向くように持って尿を3〜5秒濡らしましょう。このとき、失敗してきちんと尿がかかっていないと、陰性反応が出ることがありますので、確実に調べたい時は尿検査のときのように紙コップに尿を採取してから妊娠検査薬をつけるとよいでしょう。
  2. 尿をつけ終わったら、採尿部を下に向けたまま再びキャップをつけて、水平なところにおき指定の時間まで待ちます。妊娠検査薬によっても違いますが1〜5分程度です。
  3. 判定窓の部分に印があらわれていたら陽性です。できるだけ早く産婦人科に行って、本当に妊娠しているか診察してもらいましょう。もし、印がなければ陰性となりますが、時期によっては妊娠していても反応が出ないときがあります。もう1週間ほど待ってから、再度妊娠検査薬で確かめてみましょう。

妊娠検査薬での自己診断は危険!

もし、妊娠検査薬で確かめて「陽性」と出てもすぐに産婦人科に行かないことがあります。妊娠検査薬は正常な妊娠以外でも、陽性反応が出てしまうので、正常な妊娠かどうかを判断することができません。それを確かめるためにも、できるだけ早く産婦人科で診断してもらいましょう。

子宮外妊娠

受精卵が子宮以外の卵巣や卵管などに着床してしまうことを子宮外妊娠といいます。子宮外妊娠に気づかずにいると、おなかの中で出血をおこし、命にかかわる事態になります。

胞状奇胎

胎盤になる一部の組織が、大きく繁殖してしまう妊娠です。赤ちゃんは育つことができずに組織だけが体内に残ってしまうことになります。この組織は2回にわたって、かきださなければいけません。

流産

ごく妊娠初期に、本人も気がつかないうちに自然流産している場合も陽性反応が出ることがあります。これは、子宮内に胎盤が残っているためにhCGが分泌されて陽性となるためです。気づかずに放置していると、感染症や大出血をおこすことがあるので、病院で処置してもらう必要があります。

妊娠検査薬は、あくまでも目安でしかありません。陽性が出ても正常妊娠だとは限らないのです。自分で勝手に判断することなく、産婦人科で赤ちゃんの心音を確認してもらいましょう。医師から「おめでとう」と言われて初めて、本当におめでとう!なのです。

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