おむつは大体24ヶ月(2歳)頃まで使用します。成長に合わせて各サイズ用意します。おむつカバーは布おむつをあてるときに使います。おむつカバーはおむつの形を整えて横もれを防いでくれます。おむつカバーの通気性が悪いとおむつかぶれの原因になってしまいます。
おむつカバーの素材
ウール
通気性の良いウールは、新生児の赤ちゃんから一年中使えます。防水加工のしてあるものは、漏れにくく使いやすいです。
コットン
夏にさらっと気持ちの良いのがコットンです。コットンでも織り方によってフライスや天竺など、季節に合わせて選べます。肌の弱い赤ちゃんにもおすすめです。縮みにくく長持ちします。
ポリエステル
化繊素材の中で需要の多いポリエステルは防水性が高く、乾くのが早いのが特徴です。蒸れやすいので冬に向いています。通気性が低い分、値段は安いです。
おむつカバーの選び方
マジックテープ部分が丈夫なものを選びましょう。外ベルトタイプ、内ベルトタイプ、パンツタイプがあります。外ベルトは低月齢の赤ちゃん用に多く、初めてのお母さんにもつけやすいです。内ベルトは6ヶ月くらいの動くようになった赤ちゃん用に多く、おむつがはみ出しにくいタイプです。パンツタイプは立ったままおむつ交換ができます。マジックテープが弱いものは赤かちゃんが動くたびに何度もはずるので、価格だけで選ばず使いやすいメーカーの商品を選びましょう。
洗濯をするときはマジックテープを留めた状態で洗濯します。うんちがもれないように背中部分が深く、前側は浅いものを選びます。ギャザーが入っていると動くのが楽になります。股ぐりが立体成形で二重になっていると横もれ防止になります。新生児期で10枚、うんちが硬くなる頃には各サイズ5~6枚用意します。
おむつカバーのサイズ
表示 | 身長(cm) | 体重(kg) | 月齢 |
50 | 50 | 3 | 新生児 |
60 | 60 | 6 | 3ヶ月 |
70 | 70 | 9 | 6ヶ月 |
75 | 75 | 10 | 12ヶ月 |
80 | 80 | 11 | 18ヶ月 |
90 | 90 | 13 | 24ヶ月 |
人気のおむつカバー
エンジェル(エンゼル)
エンゼルのおむつカバー「すこやかカバー」は、新生児から3ヶ月の赤ちゃんまでと長く使えます。優しいニット素材で元気な赤ちゃんも動きやすく、外ベルトなのでおむつ交換を嫌がる赤ちゃんにも装着しやすいです。
シンク・ビー
シンプルだけど優しいパステルカラーが可愛いおむつカバーです。洋服の感覚に近いハート柄、ゼブラ柄のおむつカバーもあります。ほとんどが綿100%かウール100%です。
おむつのはずし方
離乳食が始まって生後9ヶ月くらいになると膀胱が発達しておしっこがたまるようになります。この時はおしっこをしたいという感覚はなく、2歳ぐらいになるとおしっこの感覚がつかめるようになります。実際には夜になると3歳児、4歳児でもおむつをしている子はいて、赤ちゃんの発達とお母さんの考えによってそれぞれです。焦らずゆっくりとトイレトレーニングをしてみましょう。上手にできたらおむつがはずれる時期ですよ。
おむつはずれにあると便利なもの
トレーニングパンツ
トレーニングパンツは紙おむつの吸収力が落ちたパンツで紙製と布製があります。これまで使っていた紙おむつではすぐにさらっとするので濡れた感覚がありませんでしたが、トレーニングパンツにすると、濡れた感覚が解ります。下着に近い感覚で身に着けられて、出かけるときも気になりません。
補助便座、おまる
最初は、便座に取り付ける補助便座やおまるを使ってトイレの練習をします。おまるは子どもの体に合わせて足が届くようになっていて、いきみやすくできていますが、使ったら排泄したものを捨てて洗う手間がかかるため、補助便座を好むお母さんが増えています。家のトイレが和式か洋式かで和式のまたぐおまるか、洋式の椅子のように腰掛けるおまるを選ぶと良いでしょう。